外壁塗装の工事の流れを紹介|外壁塗装の基礎知識
このページでは「外壁塗装の工事の流れを紹介」をご紹介しています。
外壁塗装のスケジュールを紹介
外壁塗装では以下のようなスケジュールが一般的と言われています。
順調に作業が進んだとしても、10日はかかってしまうため、最低でも2週間は塗装期間と思っておいた方がいいでしょう。
また、上記の工程よりも短い場合は、悪徳業者を疑った方がいいかもしれません。
以下で各項目の詳しい内容を解説していきますね。
1. 近所へのご挨拶・塗装準備(期間:1日目)
ご近所へ外壁塗装を行うことを知らせるためにご挨拶周りをします。
これは塗装独特の臭いなどへの配慮となりますので、意外と重要な作業と言えます。
<施主がすること>
塗装業者が挨拶回りをしない場合は、ご自身で塗装の1週間前にはご近所に挨拶回りをした方がいいと思います。
伝える内容は主に以下の3点です。
・ いつ工事が始まり、終わりはどれくらいを目安としているか
・ 工事をしている時間と終わる時間
・ 休日は工事があるかないか
この時に500円前後のタオルやお菓子などの粗品を合わせて渡すといいと思います。
2. 足場の設置(期間:2日目)
職人さんが安全に確実に作業するためには足場の設置はとても大切な作業です。
また、足場設置の際は大きな音が出るので、期間中特に騒音が気になる日となります。
トラブルを避けるためにも挨拶回りが重要となってきます。
<施主がすること>
足場を組む時に建物の周りにものがあると邪魔になってしまったり、壊されてしまう場合もあるので、撤去しておきましょう
3. 塗装前の外壁洗浄(期間:3日目)
高圧洗浄機を使って外壁の誇りや汚れを除去し、塗装の劣化によってできたチョーキングを落としたりします。
この時に洗浄しながら、外壁の劣化具合も合わせて見ていきます。
<施主がすること>
高圧洗浄中は水と一緒に汚れが飛び散るので、雨戸やシャッターを閉めておきましょう。
4. 下地処理(期間:4日目)
下地処理はちゃんと行わないと、塗料の耐久性が悪くなってしまいます。
主に下地処理は、
・ひび割れ(クラック)
・塗膜の剥離
・コーキングの劣化
・金属部分のサビ
・コンクリート・モルタルの補修
があります。
下地処理は大切な作業なので、見積もりに「下地処理」や「ケレン」などの項目があるかちゃんと確認しておきましょう。
5. 塗装前の養生(期間:5日目)
塗装面以外を保護していきます。
養生をすると、外壁塗装の期間は窓が完全に開けられなくなります。
なので、期間中は締め切った状態になることを覚えておいてください。
6. 塗装作業(期間:6〜8日目)
いよいよ塗装工事に入ります。
外壁塗装は3回塗りが基本です。
なので、最低でも3日間はかかることを覚えておいてください。
7. 点検と手直し(期間:9日目)
塗り残しや村がないがを点検し、必要に応じて手直しを行います。
塗りムラがないように一緒に確認することをおすすめします。
8. 片付けと足場の解体・撤去(期間:10日目)
足場や養生の解体・撤去を行います。
最後に最終確認を終えれば全ての作業が完了します。
このように工事期間中には、いろいろな工程を行いながら外壁塗装を行なっていきます。