もし仕上がりに納得いかない場合はやり直ししてもらえるの?|外壁塗装の基礎知識
このページでは「もし仕上がりに納得いかない場合はやり直ししてもらえるの?」をご紹介しています。
仕上がりに納得いかない!外壁塗装はやり直しできる?
もし外壁塗装工事後に仕上がりに納得できず、やり直しをお願いする場合、見積もり金額以外の費用が発生してしまうのかが気になるところですよね。
これは理由やタイミングによります。
・業者の過失の場合
塗り忘れや色むら、剥がれ、膨らみなど明らかに業者蜜の場合は、誠実な業者であれば、ミスしている部分を指摘した時点で、気持ちよく対応してくれます。
また、自信を持っている優良業者や職人さんなら、基本的には施工内容に自信を持っているので、契約の時点でやり直しやアフターケアについて聞いてみるといいと思います。
・イメージが違うなど施主側の過失の場合
色見本で色を選んだけど、実際に施工が完了したらイメージと違ったなどのケースの場合は、施主側の自己都合になり基本的にはやり直しはできません。
ただし施行中であれば、もしかしたら追加料金を払えば色の変更が可能な場合もあります。
塗装のやり直しだといくら位くらいの費用がかかるの?
一般的に外壁塗装費用の多くは、広さにもよりますが50万円以上だと思います。
その中には人件費や足場代、材料費などのいろいろ要素が含まれています。
そのため、やり直しの際はそれら費用が再度必要になってしまいます。
初期なら負担が軽くなりますが、施工の終わり頃には見積もり金額の1.5倍は請求されるかもしれませんので、注意しなくてはいけません。
・下塗り前の変更は?
塗り作業をまだ行なっていないため、業者によってはお金がかからない場合もあります。
ただし、使用予定の塗料がすでに発注済みでキャンセルが間に合わない場合は、新たな塗料代も請求されます。
・下塗り後の変更は?
下塗り前と同様、新たに必要となる塗料の料金が発生する可能性があります。
また、下塗りがすでに終わってしまっている場合は、下塗りした塗料と新たな希望の塗料が合わない場合もあるので、必ずしも希望の塗料に変更できるとは限りません。
・中塗り後の変更は?
下塗りに適した塗料の中かから選んで変更することは可能です。
追加の塗料代ももちろん発生します。
また、塗料が乾くと上塗り作業ができなくなってしまうため、新しい塗料の取り寄せに時間がかかってしまう場合は、中塗りからやり直しになってしまう可能性もあります。
その場合は中塗りの塗料代と人件費も追加で発生してしまいます。
・上塗り後(足場撤去前)の変更は?
中塗りごと同様、適した塗料の中から選んで変更することは可能ですが、上塗りがすでに済んでしまっているため、作業が1工程増えてしまうことになります。
そうなると塗料代だけでなく、人件費が発生します。
また、足場をレンタルで借りている場合は延長料金が発生する場合もあります。
・足場撤去後の変更は?
足場を全て撤去し、全ての作業が終了してからの全体の塗り直しの場合、足場を組み直すところから再度行うことになります。
そうなると塗料代、足場代、人件費がさらにかかってしまうため、数十万円の追加料金になってしまう可能性があります。
外壁塗装は決して安いものではないので、後から失敗しないように大きめのサンプルを見せてもらったり、仕上がり後のイメージを共有するために近所の家で希望の色を見てもらうなどの事前打ち合わせをしっかりすることが大切です。